子供とゲーム依存症について

学問
eyecatch

(膨大な文章。3ぺージあります😅)

PS5の詳細が2020年6月に発表されて久しいですが、世の中にはゲームという人類の叡智を結集した未知なるエンターテイメントを弾圧する地域があります。

2020年1月10日に香川県議会が国会に法案を提出し、その後たんたんと可決され、同年4月から施行された問題の一方的な規制法律です。

香川県ネット・ゲーム依存症対策条例 – Wikipedia

この法律に対して、多くの著名人を始め海外のゲーマー、国内のインターネットコメント層から大バッシングを受けました。

実のところ私も幼少期から重度のゲーム依存症で、ゲーム機を落書き帳や学校の机に書くほど頭の中の大半がTVゲームでした。
そんな私がこの条例を批判してもしょうもない感情論だと一掃されそうですが、一否定派として思いを書き起こしたいと思います。


世の中にテレビゲームが誕生して早半世紀が経過しようとしています。


アメリカでアタリ社のVCSが爆発的大ヒットを飛ばしたのは今から40年以上前ですが、最初の家庭用ゲーム機の元祖「Odyssey」が開発されたのがもう48年前。

その頃からゲーム機の主なターゲット層は子どもたちでした。
この世に生を受けて世間について何も知らない子どもたちにとって、テレビの中の映像が自分の意志の通りに動く魔法のような遊びがテレビゲームでした。

画像はマグナボックス社のOdyssey (第二世代)

元祖機はまだコントローラがゲーム機に引っ付いていた状態でしたが、それでも当時のエンターテイメント革命としてその名は確固たる地位を築き上げたのです。

スペースインベーダー、テニスゲーム、野球ゲーム、パックマン、任天堂のマリオが初めて登場したのもその少し後です。

昭和後期に一世を風靡したゲーム機。エポック社、任天堂、セガなどにより市場が形成

当時子どもたちが唯一、自分の意志を自由に叶えられる世界がテレビゲームの世界でした。彼らは毎日その世界に没頭したのです。
それは必然的な事だったかもしれません。

しかしそうなってくると世間では、勉強をしなくなる問題、外で遊ばない運動力の低下や学力低下・知能指数の低下が社会問題として取り上げられるように。
一般のお茶の間で、言う事の聞かない子どもに対して親の怒号が無数に行き交った事でしょう。

しかし子供たちからゲームを奪って、成績が上がったでしょうか?
それはまた別問題かもしれません。

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